髪を切った日みたいに

なにかを始める時、大抵はきっかけとなるトリガーがあって、決断するものだけど、わたしの場合は「ブログでもはじめようかと思って」なんていう友人の鶴の一言だったわけだ。なにか、もっと、「これだ!」っていうものがあれば箔がつくのだろうけど、現実「あ〜いいね、わたしもはじめようかなあ」なんて曖昧なもので、まあそれでも始めるからにはワクワクして登録なんてしてしまったのです。

ブログなんて久しぶり。最後にやったのは高校生くらいの時だったと思うからかれこれ5年以上前。わたしからしたらついこの間なんて感覚なのだけど、実際はあの頃よりも感性の失われた大人が一人いるだけ。悲しいことだわね。確か辞めた理由もツイッターを始めて疎遠になったからって感じだった気がする。ツイッターのいいところは、感性や感情が指に直結して文に表せるところだと思うけど、近頃はツイッターのほうがあれやこれや考えて打っては消し、ああ違うなんて呟いた後に消したり……なんてそんなことばっかりのような気がする。息苦しくなったのかな。自由だと思って始めたけど、何年も同じアカウントでやっていれば、流れがない池みたいにどんどん濁っていくのかもね。

回帰、だけど、新鮮な気持ち。ゆっくり続けられたらいいな。